現在国土交通省では、調査・測量から
設計、施工、検査、維持管理・更新までの建設プロセスでICT等を活用して、
建設現場の生産性を2025年までに2割向上を目指す『i-Construction』を受け、
「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」を
平成30年度より開始しました。
弊社は本プロジェクトを通じ映像活用の制度化への参画、
遠隔コミュニケーションシステムのシステムパッケージ事業化を推進しております。
現場確認頻度が少ない
月2回現地確認
月2回現地確認
片道3時間
安全管理に対する意識が低い
現地と本社/発注者間の信頼関係が低い
利用者にパソコンのスキルが必要
画質が悪い/映像が揺れて酔う
騒音の中では会話が難しい
粉塵や高温に耐えられない
『電子ジンバルカメラ』『骨伝導ヘッドセット』『TV会議システム』を組み合わせたソリューションで
簡単に高品質の遠隔地確認が可能になります。
カメラの広角撮影映像と状態(姿勢) 揺れを適応的に高精度に検出・補正し、安定した歪み/揺れのない映像を電子的に実現。
AV-QoS(帯域推定機能)でネットワークの込み具合を高精度に推定。
データの転送量を制御することにより、パケットロスの発生を防止。
LTE/Wi-Fiなどの無線通信の環境下における映像の乱れや音切れを抑えて、安定した接続を可能にします。
ウェアラブルカメラからの画像伝送(上り回線)に
優先的に帯域を割り当て(上り:最大4Mbps/下り:最大256kbpsの運用)
LTE回線やWi-Fi環境下の通信でも、高画質で滑らかな映像伝送が可能。
MVNOサービスにより、通信容量制限のないLTE通信環境を実現します。
本システム
WEB会議ベースシステム
スマホや通常のヘッドセットではなく骨伝導ヘッドセットを利用し
外部の影響を受けないクリアな音声通話が可能。
「聞く」場合 | 耳近傍の頭蓋骨に接触させ、振動で音を脳に伝達。 |
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「話す」場合 | 骨伝導マイクを頸部に当てて声帯の振動を拾って、音声を伝達。 |
TV会議システムはTVがあればリモコンだけで利用可能です。
電話をかけるのと同じイメージでとても簡単に利用可能です。
項目 | 従前 | 従後 |
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現場確認頻度 | 月2回 | 週2回(映像現場臨場) |
日当り現場確認回数 | 1現場 | 3~4現場(映像現場臨場) |
安全管理に対する意識 | △ | 〇向上(映像現場臨場) |
受発注者間の信頼 | △ | 〇向上 |
現場移動時間 | 3時間 | – |
生産性の向上 | – | ◎ |